帝国皇帝

 共和国大統領・帝国摂政と同時に考えねばならないのが、もちろん帝国の最高権力者・皇帝陛下である。
なんせ大統領を女性にしちゃった以上、帝国の皇帝を、秦の始皇帝とか、銀河皇帝みたいなおっさんに素直に設定しようはずもないのが上山という男である。
加えて、今回の皇帝の役どころは、摂政にいいように操られる、いわばバカ殿。それが爺さんキャラだと、ほんとにただのバカキャラになってしまい、ガイロス帝国という国家自体の魅力を著しく損なう恐れすら生じてしまう。
摂政に実権を握られていても、視聴者の感情移入が可能なキャラクターにならないだろうか、と考えた末(ほんとはそんなに長くは考えなかったけど)の結論が、若干10歳で皇帝の重責を負わされることになった少年、ルドルフ・ゲアハルト・ツェッペリン3世である。

 別にショタキャラとしてギャル人気をゲットしようと作ったわけではない。重要なのは、バンと友達になれそうなキャラにすることなのだ。
物語の根幹に関わってくることなのであまり詳しく書けないのがもどかしいが、要するに皇帝だって人間であると言うことを、読者に直感的に理解して欲しいという考えがあるのだ。
前にも書いたが、帝国イコール悪の総本山というわけでは決して無く、戦争というのは良い国と悪い国があって発生するものでもない、と言うことを読者に無理なく分かって欲しいのである。
そのためには、国をまとめるキャラクターを、読者の感情移入できるものにするのが一番良いのではないか、と考えたのである。
 アニメの方では、予想以上に健気なキャラクターになっており、実にいい感じである。

 さて、こんな感じの、長髪の少年皇帝と言うキャラクター、実は俺の大好きなあるアニメのキャラクターへのオマージュ(パクリともいう)である。はっきり書いちゃうといろいろまずいかも知んないので、ここではカエルみたいな顔の主人公が活躍するジャンプ系アニメだとだけいっておこう。てゆうかバレバレですか?

(2000年1月)

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